ART FAIR ASIA FUKUOKA 2019 プレイベント

art女子×ギャラリスト
アートはこんなに面白い!

 

5回目を迎えるアートの祭典「アートフェアアジア福岡2019」の開催記念して、
ギャラリスト×art女子によるクロストークを熊本で開催します!

 

アートフェアアジア福岡の実行委員長である森田氏が、若手のアートコレクターと共に、アートフェアの楽しみ方や、素人でも簡単にとけ込めるアートの魅力を熱く語ります。
また、崇城大学芸術学部美術学科 准教授の下城賢一氏を招き、世界のアートシーンを若い世代に、いかに伝えていくか、その難しさをざっくばらんに語り合います。

 

*お土産に「金しろ・銀しろハイボール」2本セットをプレゼント!
協賛:高橋酒造様

鳥越一穂 Best Trompe-L’oeil 受賞記念展

国際公募展「ARC Salon International Competition」にて自身2度目となるベストトロンプルイユ賞を獲得した作品をメインに、8点のトロンプ・ルイユ(だまし絵)を展示致します。
ヨーロッパ近代美術館(MEAM)およびNYサザビーズでの展示を控え、出国直前のお披露目展示です。ぜひご高覧下さいませ。

 

受賞記念展と同時にもり画廊セールも開催。
所蔵のリトグラフ、シルクスクリーン、油彩画など最大45%OFFにて販売致します。
※鳥越一穂作品は除きます

 

8/17(土) 14:00~ 会場にて「銅板油彩画とTrompe-L’oeil」と題し、公開講義を兼ねたギャラリートークを行います。

 

パレオアドベンチャー『ナイトミュージアム』

8月17日(土)はパレオアドベンチャー「ナイトミュージアム」を開催します。

■受付
受付期間:令和元年7月17日(水)〜8月16日(金)
受付時間:9時〜17時(休館日を除く)
受付方法:電話・FAX・当館ホームページの申込フォーム
必要事項:参加を希望する催し物名・住所・連絡先
参加者の氏名とふりがな・年齢区分
備  考:定員になり次第、受付終了。内容は昨年度と同様です。
特別展はご観覧いただけませんので、ご注意ください。

 

文:御船町恐竜博物館

熊本イラストレーターズクラブ 肥後民話えほん・原画展 『隈府にわかとえんま大王』

熊本イラストレーターズクラブとは・・・
熊本を拠点に活動するプロのイラストレーター集団。
2014年にメンバーが一新。地域貢献につながる活動内容に移行し、「肥後民話の掘り起こし」「地元の職人さんと行うものづくり」のふたつを柱とし活動を行う。2018年、念願の絵本『隈府にわかとえんま大王』を菊池市より発行。

 

そんな念願の絵本『隈府にわかとえんま大王』の原画展を開催します!
だれも知らないあの世のおはなし
是非原画とともにお楽しみください♪

 

期間中には原画展関連イベントも開催しますよ!

 

 

文:長崎書店公式ホームページ

テレビ熊本 開局50周年記念 歌川広重展~東海道五拾三次を描いた天才浮世絵師の叙情の世界~

歌川広重は、言わずと知れた名作「東海道五拾三次」を世に送り出した浮世絵師です。広重の魅力は何か、それは臨場感あふれる風景画の上手さなのではないでしょうか。広重の風景画は、単なる風景画ではありません。あくまでも人間が主役となっているのです。旅人の哀歓やその土地の生活、移りゆく四季折々の自然や風物を、詩情豊かに謳いあげる、実に人間臭い風景画だと云えます。

 

また、広重の風景画は、フランスの後期印象派の画家たちをも魅了しました。特に、フィンセント・ファン・ゴッホは、浮世絵の影響を強く受けた画家の一人であり、遥か東洋の国・日本の江戸に思いを馳せ、広重晩年の名作「名所江戸百景」シリーズの「亀戸梅屋敷」や「大はしあたけの夕立」を模した名作を、この世に残しました。

 

本展覧会は、歌川広重・不動の名作「東海道五拾三次」保永堂版と、鳥瞰図「五十三次名所図会」の比較展示をはじめ、風景画の名手と呼ばれる広重の「名所江戸百景」まで、郷愁と叙情の世界を、四季の雪月花になぞらえて約200点をご紹介します。また、参考出品として、英山、豊国、国貞など、名だたる絵師たちによる名品を、こちらも雪月花をテーマに、特別展示します。
日本の風土の美しさを求めて旅した広重。広重が描いた日本の原風景は、私たち日本人を郷愁へと誘い、新たな日本を見せてくれるに違いありません。

 

 

text:TKUテレビ熊本

Event Report Vol.2 【宝島染工展】 | その染めは、“人”がいるから生まれる。

藍の色は、なぜ人々に好まれるのでしょう。

「ニッチな世界ではある。でもかなり多くのファンがいるんです。」

「宝島染工」の大籠千春さんはこうおっしゃっていました。

 

 

天然染料を使い、一枚一枚手染めで衣服を染色している福岡県三潴郡大木町の染工所「宝島染工」。今回訪れたのは、その製品を並べた企画展「染と量」。

 

 

会場は、福岡県八女市にある「うなぎの寝床」の別邸「旧寺崎邸」です。「うなぎの寝床」は、「九州ちくごのものづくりを伝える」という命題のもと、筑後地域を中心とした伝統的工芸品から、若手作家の作品やメーカー品まで取り扱うアンテナショップ。

 

 

 

「うなぎの寝床」の看板

 

本店から、200mくらい離れたところに、「旧寺崎邸」があります。

 

 

 

“染め”を見て、聞いて、匂って、触れる

 

 

「宝島染工」のWEBサイトをみると、そのコンセプトや思いは、シンプルに語られています。

説明といえば染料の説明、染工所の紹介は、そこで営まれる染めの作業を、たんたんと、でも丁寧につくられた映像です。

 

http://www.takarajimasenkou.com/home_jp.html

 

 

 

カタログも言葉少なに作られているけど、ただ写真を見るだけで、その衣服を人が身につけるとどんなに生き生きと美しいものなのかが伝わってきます。

 

 

 

そんな「宝島染工」の今回の展示は、言葉に溢れていました。

 

 

 

 

言葉に溢れているというのか、染料とは何なのか、藍の歴史はどうなのか、「宝島染工」はどうなっているのかを、言葉だけでなく、絵で、図解して説明してあるのに加え、染料を見て、藍を匂って、映像で見て・聞いて、そして衣服に触れることができます。

 

 

そして展示の中には、“人”の存在が見えてきます。

 

ブラックボードにチョークで手書きした解説、絵も図解も、人の手で描かれた跡が見えます。古民家という有機的な空間の中で、やはり“人”の存在を感じる有機的な展示。それが面白い。

 

 

 

空間に「宝島染工」の世界が広がる

 

 

廊下を隔てて、反対側は製品の展示スペース。

 

 

 

衣服だけじゃない、空間づくりがそこにありました。

藍や泥、草木で染めた縄を編んで、照明を包むランプシェード。

製品を染めた後に工場で洗うとき使っているという袋を、そのままバッグにした製品。

 

ただ、見ていて面白いし、心惹かれます。

 

 

 

 

 

「宝島染工」の特徴である「染と量」。

天然染料で伝統的な染めの技法を用いながらも、大量生産を行い、「今の市場に合う形で提案」されています。染の世界は、他の伝統工芸の世界と同じく後継者不足が進んでいて、それなのに求人も少ないそうです。

 

 

「ニッチな世界ではある。でもかなり多くのファンがいるんです。」

 

そう話す大籠さん。そして、「ファンがたくさんいて、後継者も不足しているのに求人がない」ことを、どうにかできるよう試行錯誤を続けてきたのだそうです。だから、「今の市場に合う形で提案」に、ある意味こだわっていらっしゃるのかな。

 

 

そして、つくられた染めは本当に美しい。

 

 

 

 

 

「宝島染工」の手ぬぐい。藍の冴える色、こんなに細かな模様。

近くで見るとお花のようでもあり、氷の結晶のようでもある。

 

 

その色に、すっと魅了されてしまいます。

 

 

「無駄なことをたくさんするんです。無駄がないと次につながらない。サンプルだけでいっぱいになってしまうこともあります。」と、大籠さん。

 

美しい色とともに、染め方にも色々なものがありました。

 

色斑を生かした染め物もあれば、斑がなく、真っ青な染め物もあったりします。

細かな模様もあれば、幾何学模様もあり。

 

数々の試作から生まれた製品が、この空間にはあるのだと感じます。

 

 

 

フィッティングも染められた布を用いてセットされています。

 

 

 

「作り手」に近く、「使い手」に近いからわかることがある

 

 

展示をみていると、

 

「この黒の染め、綺麗でしょ?光に透かしてみると、真っ黒ではない。泥と藍を合わせて染めたものなんですよ。」

「宝島染工では、“本藍”ではなく“インド藍”を使っていて、そのことで大量生産が実現したんです。」

「これ、工場で染めた布を洗うために場で染め物を洗う時に使っていた袋で作ったバッグです…ご自宅で藍染製品を入れて洗うといいかも、ですか?確かに、そんな使い方もいいかもなぁ」

 

 

こうやって、“染め”への愛情深く、話をしてくれる方がいました。

 

 

 

 

「宝島染工」の方かな?と思いきや、その方は会場「うなぎの寝床」スタッフさん。

「うなぎの寝床」がなぜ東京や福岡などの大都市圏ではなく、地方でアンテナショップをされているのか、それは「作り手に近い」からなのだそうです。

 

九州ちくごにありながら、九州ちくごで作られたものを紹介する「うなぎの寝床」は、作り手との対話を深めることができるから、その“もの”だけでなく、 “もの”の背景を語ることができるんですね。

 

 

 

 

 

宝島染工のFacebookでは、今回の展示にあたってこんなことが書かれています。

 

「うなぎの寝床のスタッフの皆さんは、そんな「作り手」の物語や背景、個性を深く掘り下げて面白さを見出し、独自の視点で編集する素晴らしい「伝え手」として表現してくれました。染め(色)のこと、テキスタイルのこと、生地や服のこと、手仕事や伝統工芸のこと、それを仕事、美辞ネルとして取り組むということ。何かひっかかるものがある方、ぜひ旧寺崎邸に遊びに来てくださいね。」

 

 

作り手とのこういう信頼関係が、このあたたかい空間を生み出しているようです。展示期間は7月21日(日)までですが、「宝島染工」の衣服などは、「うなぎの寝床」で常時扱っているそうです。

 

ぜひ遊びに行ってみてください。

 

企画展WEBページ:http://unagino-nedoko.net/tag/%E6%9F%93%E3%81%A8%E9%87%8F/

イベント概要:https://art-human.com/unagino-nedoko-event-2019/

 

text:yururi to furari

 

 

 

CAMKコレクション展 ―新規収蔵作品 パート2

今回ご紹介する新規収蔵作品は、佐々木耕成《作品#9》(2018年度)、天野喜孝《月と太陽》(2018年度)、宮本明《記憶を奪った海》(2017年度)の3点です。また、これまでの収蔵品より、坂田憲雄が1980年代にヨーロッパを巡った際のスケッチシリーズ、井手宣通作品も併せてご紹介しています。この機会に当館の収蔵作品をごゆっくりお楽しみください。

 

text:熊本市現代美術館