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クリスチャン・ボルタンスキー ― Lifetime

現代美術の巨匠ボルタンスキーの半世紀に渡る創造の軌跡をたどる回顧展

 

 

本展は、世界的に活躍するフランス人アーティスト、クリスチャン・ボルタンスキーの半世紀に渡る活動の全貌を紹介する回顧展です。初期のオブジェから、彼の代名詞ともなった〈モニュメント〉シリーズ、そして最新作の映像インスタレーションに至るまで、様々な素材や表現手法による作品の数々をご覧ください。

 

ボルタンスキーの作品は、初期から最新作に至るまで、一貫して個人的・集団的な記憶や生、不在、死などを扱っています。彼が用いる写真、電球、古着、心臓音、風鈴といった素材は、無数の人々の生きた痕跡であり、不在の隠喩であり、彼らにまつわる記憶を(時には忘却の事実を)召喚するためのささやかな仕掛けでもあるといえるでしょう。芸術家の役割は「死者に捧げる儀式を行うこと」と語るボルタンスキーは、作品を通して、人は誰もがかけがえのない存在であること、同時にとても儚い存在であることを語り続けています。

 

本展は、日本における過去最大規模のボルタンスキー展として、国立国際美術館(大阪)、国立新美術館(東京)、長崎県美術館が共同で企画したもので、長崎県美術館が最後の会場です。自らを「空間のアーティスト」と呼ぶボルタンスキーの「展覧会をひとつの作品として見せる」という意向に従い、大阪展、東京展、長崎展はそれぞれが独立したひとつの作品となります。明滅する光や心と体を揺さぶる音響などを重要な構成要素とするこの「作品」は、見る、という以上に五感で体感するものとなり、訪れる私たちを記憶、生、死などをめぐるエモーショナルな旅に導いてくれるでしょう。

※本展では干草を使用した作品を展示しております。アレルギーをお持ちの方はご注意いただきますようお願い申し上げます。

 

Information by 長崎県美術館

イベント情報イベント情報は予告なく変更される可能性があります。最新情報は主催者のホームページやSNSをご確認ください。

開催時間 2019年10月18日(金) ~ 2020年01月05日(日)10:00-20:00(最終入場19:30)
※1月2日(木)、3日(金)は18:00閉館(最終入場17:30)
休館日 10月28日(月)、11月11日(月)、25日(月)、12月9日(月)、23日(月)、12月29日(日)~2020年1月1日(元日)
会場 長崎県美術館 企画展示室、常設展示室第1室他 / 〒850-0862 長崎県長崎市出島町2−1
料金 一般 1,400(1,200)円
大学生・70歳以上 1,100(900)円
高校生以下 無料
※( )内は15名以上の団体割引料金。
※障害者手帳保持者及び介護者1名までは5割減額。
※当日に限り再入場可。 
※前売券の販売は10月17日(木)まで。
プロフィール クリスチャン・ボルタンスキー
1944年、ロシア系ユダヤ人の父とコルシカ出身の母との間にパリで生まれる。独学で作品制作を始め、1960年代後半から映像作品を、1970年代には写真を用いた作品を制作し始める。この頃よりドクメンタやヴェネツィア・ビエンナーレを始めとする国際展に参加。1980年代に写真と電球を用いた〈モニュメント〉シリーズを制作。2000年以降は声、音、光の効果を組み合わせた演劇的なインスタレーションを制作し、近年は映像インスタレーションも手がけるが、その作品は一貫して歴史、記憶、生、死の問題を扱っている。
日本では1990-91年にICA名古屋と水戸芸術館で開催された個展によって初めて本格的に紹介され、2000年からは越後妻有アートトリエンナーレや瀬戸内国際芸術祭にも参加。香川県・豊島の《心臓音のアーカイブ》と《ささやきの森》など日本国内には複数の重要作品が恒久設置されている。日本との深いつながりは、高松宮殿下記念世界文化賞受賞(2006年)や旭日双光章受章(2018年)なども示すとおりである。
ホームページ http://www.nagasaki-museum.jp/exhibition/archives/1314
お問合せ 長崎県美術館 095-833-2110

アクセス

長崎県美術館 企画展示室、常設展示室第1室他

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