彫金の体験教室レポ。楽しげな写真をそえて。

HAJIME OKAZAKI / Engraving Work Shop / 2017.7.29 SAT

2017.9.1

 

 

 

彫金の体験教室って、難しそう?時間がかかりそう?それともセンス良く作れるか心配?はたまた、そもそも彫金ってナンゾ??

 

 

 こんにちは。彫金作家で、ブライダルジュエリーからアンティーク品の修復、時に体験教室の講師もやっています。 岡崎一です。 一 ←これハイフンじゃないですよ。名前が「はじめ」です。どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

さっそくレポート

 

 

 さて今まで何度かワークショップ(体験教室)をしてきました。今回は初めてレポート記事としてまとめております。 内容は、先日リトルヴィンテージ(https://www.littlevintage.jp/)という古着屋さんで、指輪とバングルを作る体験教室を行ったときのものです。 ざっくり言うと「みんなの笑顔が素敵でしょ?」とお伝えしたい。これに尽きます。 だって、これイイ写真だと思いません? 

 

 

 

WS画像トップ

 

 なんといっても報告いたしたいのは、楽しそうな笑顔です。もう、これに尽きます。もちろん完成した作品も素晴らしいですが、体験という活動を通して生まれる感動は、やはり笑顔に終止するのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

WS画像その他

 

 

 

「体験の楽しさと伝える大切さ」

 

 数ある体験教室は、しっかり告知をしても、しっかり報告をすることは少ないように思います。多分にもれず、僕もそうでした。 だけど、それではもったいと思うようになりました。「こんなに楽しい活動をしてきました」という報告もまた、その活動に含まれると思うからです。楽しさのお裾分け的なコンテンツも発信する。そうする事で、もっとワークショップを身近に、より多くの人に楽しんで頂けるのではないかと考えるようになりました。

 

 

 

さて、どうして「ものづくり」は多くの人にとって楽しいのでしょうか。私たちは幼い頃から、紙で工作をしたり、砂場や粘土で形をつくることを楽しみます。 少年になればプラモデルやラジコンを作り、女の子は鏡や小物をデコレーションをします。 大人になれば洋菓子を作ったり、男性であればルアーや家具など、さらに高度なクリエイティブ活動を楽しみます。
 それは時に不合理であり「買ったほうが安い」「プロの方が美味しい」という側面を持っていてますが、それでもなお私たちはクリエイティブ活動を趣味として楽しみます。 それほどまでに『創り出す』という活動は楽しく、さらには快感すらも与えてくれるものです。 ある意味では人間にだけ与えられた特別な感情が、そこにはあるのかもしれません。

 

 

 

 

「作業風景と完成作品レポ」

 

まあ、そんな小難しい話は置いておいて、
さっそく体験教室の内容と、みんなの体験の様子、そして今回のMVP的作品を紹介しましょう。

 

 

WS画像作業風景 (3)

 

 

 

まず、作るものは指輪とバングルです。 どこから作るかというと金属の棒や板から作ります。 工程は曲げたり、叩いたり、時に熱してみたり(軟化熱処理)溶接したり(自在ろう着法)して、完成します。 けっこう簡単で、しかもホームセンターで売っている道具で、ほとんどの事ができます。 なんなら材料もホムセンで買えます。

 

 

 

さて、次に体験の様子を紹介します。
といっても、叩いている写真ばかりですね。

 

 

 

 

WS画像作業風景 (1)

 

WS画像作業風景 (2)

 

WS画像作業風景 (4)

 

 

 

 

 

火を扱う作業などは僕がサポートしますので、そういった僕の姿も見ることができます。

 

WS画像講師 (1)

 

 

 

WS画像講師 (2)

 

 

 

 

 

 

 

そうして完成した作品がこれ!

 

 

WS画像みんなの作品

 

 

 

 

そして、なかでも歴代トップクラスに上手だったのが、この作品。たしか作ったのは高校生です。ハッキリ言って、僕より上手い。

 

WS画像MVP作品

 

 

 

 

古着屋さんですので、完成した作品と服を合わせる人もいました。

 

WS画像服と合わせ

 

 

 

「ワークショップで大切にしていること」

 

 

 僕が文章にしなくても「真剣な眼差しと、完成した作品、そして楽しそうな笑顔」はもう写真で十分に伝わったかと思いますが、最後にいくつか僕の想いを語りましょう。

 

 

 

「マヌケな作品は作らせない」

 まず、僕が大切にしている点は、完成度です。 僕は、どんな人でも一定のクオリティに仕上がる工夫をしていて、基本的に失敗させません。 なぜなら、せっかくの作品がタンスに眠ってしまっては価値が半減するからです。 やはりアクセサリーですから身につけて欲しい。そして『これ自分で作ったんだよ』と語れるストーリーもセットでお持ち帰り頂きたい。 だからあまり多種多様なコースはありません。少しの体験コースが、回数を追って洗練されるように考えています。 そうすることで高い完成度の保障を目指しています。

 

 

 

「楽しさ最優先!面倒な作業は講師に代わってもイイ」

 

 次に、楽しさです。僕は多くの人に楽しんで頂くことを大切にしています。あえて反対のことを言うと、時に楽しくない体験が価値を持つこともあります。例えば一日がかりの体験教室や、同じことを永遠と繰り返すワークショップです。 伝統工芸関連の体験に多いかもしれません。 完成した作品の良し悪しや、あるいは楽しさとは無関係に、そこにはひとつの価値が残ります。 それは「達成感」です。 まるでマラソンの完走のような清清しさを伴うワークショップもあるかもしれません。

 

 

 

 しかしながら、僕自身はそういった内容を好みません。楽しさこそ「ものづくり」を支えている感情だと思うからです。 冒頭にも書きました通り、ときに「ものづくり」は「買ったほうが安い」「プロの方が上手い」という不合理性をもって尚、趣味として継続できるものです。 それを支える根幹は「楽しさ」に他なりません。 だから僕のワークショップは楽しさを優先します。 「面倒になったら僕が代わりますよ」なんて会話が飛び出すほどに、楽しくない作業はさせません。 それほどまでに楽しさを大切にしているからです。

 

 

 

・・・おっと、僕は、うっかり長文をつらねるクセがありますので、この辺で止めましょう。 最後に、僕のワークショップにしかない部分を宣伝・・・おっと、もといレポートして、この記事を締めくくりたいと思います。 

 

 

 

 

「僕の体験教室は一味違うよ?」

 

 それは講師の人生がヘンテコであることです。歴史ある歯科技工専門学校で学生会長をしていたのに卒業手前でドロップアウト、その足でヒッチハイクと野宿旅へ。 行き着いた沖縄での移住に失敗し、その後訪れた福島県で東日本大震災に被災、さらに移住した熊本で二度目の被災。 その震災と震災の間にホームレスを経験し、他にバイク旅で東日本を縦断。ヒッチハイクと合わせて全国のほとんどを見てきました。 他にも色々あって、僕は平成生まれですから、その全てがここ10年に詰め込まれています。 そんな僕がやっている。そんな話を聞くこともできる、ワークショップです。 その道一筋の職人が多い「ものづくり業界」では、なかなか珍しいと自負しております。

WP画像講師 (3)

 

 

 

おや、やっぱり長くなってしまった気配があります。
では、今回のレポートをまとめます。

 

 

 

・先日のワークショップ内容を写真でお伝えしました。

 

WS画像作業風景 (3)

 

 

 

・僕が体験教室で大事にしているのは、完成度と楽しさです。

 

WS画像作品指輪

 

 

 

 

・講師がヘンテコな人生を歩んでいるのが特徴です。

 

WP画像講師 (4)

 

 

 

以上で『彫金の体験教室レポ』を終わります。ありがとうございました。
 みなさまが「ものづくり」を通して、より楽しく、より有意義な時間を過ごされますことを心から願っております。 

 

 

 

岡崎一によるレポートでした。

 http://art-human.com/%E5%B2%A1%E5%B4%8E%E4%B8%80/

 

 

 

追伸。
僕のヘンテコな人生が気になる方おられますか?僕らのブランドのホームページにて『ホームレスジュエラー』と称したエッセイを連載しています。その他にも魅力的なコンテンツを配信しておりますので、良ければそちらもご覧下さい。

ブランドホームページ
「レトロボーイ」http://retro-boy.com/

 

 

岡崎一のエッセイ(執筆始めたて、現在頑張って更新中)
「ホームレスジュエラー」http://retro-boy.com/category/essay/

 

 

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