ARTICLEアーティストのリアルを届ける特集記事
いつもarthumanをご覧いただきありがとうございます。
運営の藤井です。
1ヶ月以上更新できなかったことお許しください。
前回僕が書いた記事「MUSIC FROM ARTIST」の【MUSIC FROM ARTIST Vol. 19|Blow Your Mind – 森オッサン チョイチョイ キリキリまい】の続編でございますので、そちらから先に読んでみて下さい。
さて、前回ご紹介した、”geisha girls”の『Blow Your Mind – 森オッサン チョイチョイ キリキリまい』をサンプリングしてリリースされた曲こそが、今回紹介する”KOJI1200″の『ブロウ・ヤ・マインド~アメリカ大好き』です。
そう、この曲はgeisha girlsのダウンタウンの二人の後輩である「今田耕司」の別名義でリリースされた、幻(?)の名曲でございます。
そしてプロデュースは坂本龍一の弟子のような存在「テイ・トウワ」。
もともと、geisha girlsを坂本龍一と共同プロデュースしているので、トラックもいくつか作っている。
今田耕司はテレビなどで「デュラン・デュランなどが好きで、ニューロマンティックなどの音楽のジャンルを聞く」と言っていたことを聞いたことがある。
確かに、KOJI1200の音楽はシンセサイザーなどを用いた70~80年代のエレクトロポップな雰囲気の曲が多い。
KOJI1200のナウロマンティックなんて、タイトルからしてもろそう。
KOJI12000(←ゼロ一個多くなった)ももちろん同一人物だが、アルバムを出しているのでこちらも音源置いときます。
個人的には「宇宙人」は最高ですね。
やっと時代が追いついた感じがしていて、今リリースしていたらめっちゃ売れてそうな気がするんだけどなあ。
そんなこんなで、そこから約15年弱ぐらい時が経ち、”tofubeats”の『水星 feat.オノマトペ大臣』がリリースされるわけですけども。
こちらも大ヒットしましたね。
私もこれでtofubeatsの名前を聞いた気がする。
そこからこの『水星』が様々な方にリミックスされていきます。
DAOKO
そして、巡り巡ってこの曲はダウンタウンの元へ帰ってくるんですね。
私も大好きなテレビ番組の一つである「水曜日のダウンタウン」ですが、こちらの演出・プロデューサーであるTBSの藤井健太郎は、知っている人は知っている、大のHIPHOP好きです。
そんな関係で、番組内によくHIPHOP要素が出ているのかなと思います。
余談ですが、番組内の説で、松野明美が未来からの自分(松野明美のモノマネ芸人)から電話が掛かってきて、言ったことを信じるか、みたいな説の検証で、最終的に宇宙船に乗る回があるんですけど、宇宙船の中のセットがDJセットやサンプラーとか音楽っぽい機材がたくさんあって、そういうところでもプロデューサーの藤井健太郎の音楽好きみたいなのが出てるなあとか思っていました。
話しは戻りますが、そんな「水曜日のダウンタウン」で音楽を担当しているのがPUNPEEです。
いろいろと曲は出していますが、「お嫁においで」が一番有名な気がします。
あとは、STUTSと一緒に出した「夜を使いはたして」とか。
まあそんなPUNPEEがリミックスした「水曜日のダウンタウン」に使っているエンディングテーマがこの曲
PUNPEEがリミックスした「水星」と「水曜日のダウンタウン」。
水星と水曜日に掛けてるのも素敵すぎるし、またこの曲の元ネタを歌ってるgeisha girlsのダウンタウンにも掛けてる、最高過ぎる。
いろいろと時代はめぐって、名曲が名曲を生んで、しっかり帰ってくるっていう。
こういう音楽の楽しみ方を教えてくれるのもアーティストだなーって思ったりする。
私はあまり音楽に詳しい専門知識なんてものはありませんが、こういう楽しみ方って誰でもできるじゃないですか。
聞くだけが音楽じゃないんだなと実感させられる曲、アーティスト達でした。
拙い文章ですが、こんな感じでした。
いつもアートヒューマンを見て頂いてありがとうございます。
また、いつかお会いしましょう。
藤井