arthumanKyushu Cultural Information

いつもarthumanをご覧いただきありがとうございます。
運営の藤井です。
今回は「MUSIC FROM ARTIST」でいつもアーティストさんが書いていただいていた企画を拝借して書いていこうと思います。
私も少し音楽が好きで、10年ぐらい前はDJのマネごとなんてしておりました。
音楽のことを勉強したわけではないので専門的なことは話せませんが、どうにか自分の持っている僅かな知識を活かして、好きな音楽のことについて記事を作りたいと思います。

 

 

 

さて、まず曲を紹介する前に少し説明させてください。
「MUSIC FROM ARTIST」を担当していた”NOZOMI PIENA:TA”が出演中のラジオ『いい曲プレゼンターズ』に出演させて頂く機会があったときのことですね。
リクエスト曲を5曲用意していったのですが、以前”Mastarrja”が『MUSIC FROM ARTIST Vol. 9』紹介した曲でもある”tofubeats”の『水星 feat.オノマトペ大臣』をリクエストしました。
実はこれをリクエストすることになった背景がありまして、それを今回ご説明しながらいろんな曲を紹介できればと思っています。

 

 

 

まず、『いい曲プレゼンターズ』とはRKKラジオで放送中の番組で、パーソナリティやゲストの方のお気に入りの曲、リスナーの方のリクエスト曲などを紹介してその人の「いい曲」についてトークを広げていく番組です。
上でもお話しましたが、その時にリクエストしたtofubeatsの水星ですが、本当は”geisha girls”の『Blow Your Mind – 森オッサン チョイチョイ キリキリまい』という曲をリクエストしたかったんです。

 

 

 

 

ただ、私自身その曲の音源を持っておらず、曲がマニアックすぎて局にも絶対音源が無いだろうと思い、それに関係する曲で”KOJI 1200″の『ブロウ ヤ マインド～アメリカ大好き』をリクエストしたんです。

 

まあそれもなかなかマニアックな音源のため音源がなく、渋々tofubeatsを流すことになったという背景がありました。
この『水星』『Blow Your Mind』『ブロウ ヤ マインド』の3曲でピンとくる人もいるかもしれませんが、わからない人のためにここで紹介させてください。

私はお笑いとラジオがとても好きで、それが講じてこの曲たちについての誕生秘話を知っており、とても大好きなんですよね。
なので、いろいろと紹介していきたいと思います。

 

 

 

まず今回、初めに紹介したいのは”geisha girls”の『Blow Your Mind – 森オッサン チョイチョイ キリキリまい』です。

 

何だこのタイトルって感じですね。

 

geisha girlsというユニットは言わずと知れた大御所芸人のダウンタウンの2人、松本人志と浜田雅功を坂本龍一がプロデュースするという、めちゃくちゃ面白いヒップホップユニットです。
『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！！』のトークに観客として来ていた坂本龍一が来ていて、後日、松本人志が「坂本龍一にGEISHA GIRLSという名前で曲書いてもらおう」というボケから、スタッフがダメ元でオファーし、この企画が始まりました。
アルバムもありますが、全部の曲が最強にフザケていて、最高にかっこいい。
視聴ですが雰囲気だけでもいろいろ聞いてみてください。

 

 

 

 

この曲のサブタイトルの中にある”森オッサン”というのは、松本人志とダウンタウンの幼馴染である放送作家の”高須光聖”がパーソナリティを務めるあの伝説のラジオ番組『放送室』を聞いていた人はピンとくるでしょう。

 

 

「森おっさん」とタイトルの中に入っていますが、正しくは「森岡のおっさん」で、歌詞に出てくるときも「森岡のおっさん」と出てきます。

 

 

 

ダウンタウンの二人と高須の同級生である”森岡”という人物のことを「おっさん」と呼んでおり、その森岡のおっさんの家から浜田の家まで行くまでの道のりが歌詞になってます。
歌詞の終わりが
「なんや　かんや言うてるうちに　浜田君　ハ～～イ　ハマダンチ」
で終わりますからね。
まじで何の歌？って感じです。
ほんとにファンにしかわからないネタなんですけど、歌詞の中で「ミカゲ屋」「カツミ」などちょいちょいわかる単語が出てくるところがなんかいいですよね。

 

 

 

ちなみに、この曲にもサンプリング元の曲があり、”DISCO DAVE & THE FORCE OF THE FIVE MC’S “の『High Powered Rap』という曲です。

 

数々の名曲を生み出すことになるとは…。

 

 

 

前編はここまで。
次回は”KOJI 1200″の『ブロウ ヤ マインド～アメリカ大好き』について話したいと思います。
タイトルをカタカナにしただけやん？ってなるでしょ？
この関係性も面白いんですよ。
上の画像で気づいた方もいると思いますが、ヒントを出すとKOJI 1200の正体は今田耕司です。

 

後編の次回で、「なぜ藤井がこのgeisya girlsをリクエストしたかったか」がわかります。

解決編です。

 

 

それでは後編でお会いしましょう。