渚・瞼・カーテン チェルフィッチュの〈映像演劇〉

2018/4/28

開催まであと7

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このたび熊本市現代美術館は「渚・瞼・カーテン チェルフィッチュの〈映像演劇〉」を開催します。これは演劇作家である岡田利規(チェルフィッチュ主宰)が境界のありようをテーマにつくる6本の〈映像演劇〉によって構成される演劇公演/展覧会です。

 

 


〈映像演劇〉とは、岡田が舞台映像デザイナーの山田晋平とともに取り組み始めた新しい形式の演劇であり、投影された映像が人の感覚に引き起こす作用によって展示空間を上演空間へと変容させる試みです。映像はフィクションであり(=そこに実在していない)、しかし同時に岡田が書いたせりふを用いて演じる人物(役者)たちの姿は、映像として実在しているとも言えます。観る者の想像力と結びついて、それらにリアリティが付与されたとき、展示空間に〈映像演劇〉という上演が発生するのです。

 

 


この演劇公演/展覧会のタイトル「渚・瞼・カーテン」は境界の、線や壁といった頑ななものとは異なる柔らかくて曖昧なありようについて想像するための、ヒントになるかもしれない3つの単語を並べたものです。〈映像演劇〉はそれ自体、「映像」と「演劇」という二つの異なる形式の双方にまたがりつつ新しい質をもった経験を生みだそうとする試みです。観客は、展覧会会場という現実の場所と〈映像演劇〉によって生み出されるフィクションという二つの領域を同時に経験することになるでしょう。

 

 

-----------熊本市現代美術館より:http://www.camk.or.jp/event/exhibition/chelfitsch/

 

 

 

 

チェルフィッシュ

 

岡田利規が全作品の脚本と演出を務める演劇カンパニーとして1997年に設立。独特な言葉と身体の関係性を用いた手法が評価され、現代を代表する演劇カンパニーとして国内外で高い注目を集める。2007年『三月の5日間』(第49回岸田國士戯曲賞受賞作品)にて国外進出を果たして以降、世界70都市での上演歴を持つ。近年は、海外のフェスティバルによる委託作品製作の機会も増えており、活動の幅をさらに広げている。

 

公式ウェブサイト:https://chelfitsch.net

 

 

 

制作・出演等

 

作・演出:岡田利規(チェルフィッチュ)
演劇作家、小説家、チェルフィッチュ主宰

映像:山田晋平
舞台映像デザイナー、映像作家

会場構成:長坂常(スキーマ建築計画)
建築家、スキーマ建築計画代表

出演:青柳いづみ、安藤真理、太田信吾、大村わたる、川﨑麻里子、吉田庸、塚原悠也(contact Gonzo)

 

 

 

 

[上映プログラム]チェルフィッチュ再入門

 

チェルフィッチュ演劇作品の特別上映プログラム

① 5月5日『部屋に流れる時間の旅』2016年初演 上映時間約75分

② 5月19日『God Bless Baseball』2015年初演 上映時間106分

③ 6月2日『スーパープレミアムソフトWバニラリッチ』2014年初演 上映時間104分

④ 6月16日『地面と床』2013年初演 上映時間107分

いずれも土曜日、各回18:00~

 

上映場所:ホームギャラリー

 

 

 

 

 

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