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自転車にまつわるある伝説を持つ、南仏プロヴァンスの美しい村に暮らす自転車修理工ラウル。愛する妻と子供たちにも恵まれ順風満帆に見えるが、実は誰にも言えない子どもの頃からの秘密があった。―本当は自転車に乗れない!―のだ。自転車を愛して生業にする彼にとって、それは悲しく致命的なこと。時が経つほど誰にも打ち明ける勇気がでない。ある日、村人を撮っている写真家が、ラウルが自転車に乗って坂道を下る決定的な瞬間を撮影しようと言ってきた。さぁ大変、なんとか阻止しようと試みるが…。秘密を抱えて幾年月、もしバレたら、家族の愛も村人たちの尊敬もすべて失ってしまう!? 果たして、ラウルと家族に平和は訪れる?
フランスの国民的作家にしてイラストレーター、漫画家でもあるジャン=ジャック・サンペのベストセラー「今さら言えない小さな秘密」を遂に映画化。「ニューヨーカー」や「パリ・マッチ」などで活躍し、45か国以上でその著書が翻訳されている世界的アーティストだ。『アメリ』『ロング・エンゲージメント』など、ジャン=ピエール・ジュネ監督作品のブレインとして活躍してきたギヨーム・ローランが、原作者のサンペと共に脚本を担当。人々の善意や思いやりなど、原作絵本の優しい世界観を引き継ぐと共に、オリジナルのエピソードを加え、映画ならではの胸躍るファンタジックなシーンを創り上げた。
ラウルに扮するのは、『ありふれた事件』でカンヌ国際映画祭特別ユース賞を受賞し、『ココ・アヴァン・シャネル』などでセザール賞に3度ノミネートされた名優ブノワ・ポールヴールド。近年では『神様メール』でも絶賛された。国をあげて自転車レース「トゥール・ド・フランス」に熱狂するフランスにおいて、〈自転車に乗れない〉ことがいかに致命的かを、微笑ましくも可笑しな自転車愛に満ちたエピソードと共に演じきった。ラウルの<秘密>の行方に、重要な鍵を握る妻マドレーヌには、『Mommy/マミー』などグザヴィエ・ドラン監督作品で高い評価を受けたスザンヌ・クレマン。彼もまた〈ある秘密〉を抱えた写真家のフィグーニュには、『モリエール 恋こそ喜劇』のエドゥアール・ベール。ラウルと友情を築いていく様に心地よい人間味を込めた。
舞台はフランスの南、プロヴァンスのヴァントロルという村。コート・デュ・ローヌのワインで知られる大自然を背景に、ノスタルジックな気持ちを掻き立てる原作の絵本の世界のような可愛らしい町並みが再現された。ひとに愛されたいあまりに抱えてしまった秘密と、ひとはどう向き合って生きていけばいいのか?人間関係の尽きない悩みを抱えた現代の人々へ、太陽が降り注ぐような温かく、心を救う物語。
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開催時間 | 11/1(金)公開(1週間限定) |
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会場 | 電気館 Denkikan / 〒860-0803 熊本市中央区新市街8番2号 |
ホームページ | https://www.denkikan.com/index.html |
その他 | 〜各種割引〜 ●駐車場割引 1台につき当日料金より一般・大学生2名まで ¥500割引 *どこの駐車場でも割引します。 *更に以下の駐車場に止められますと割引+サービス券を差し上げます。 駐車券を劇場窓口でご呈示ください。 ・パスート辛島駐車場:¥100のサービス券を進呈 ●夫婦50割引 ご夫婦どちらかが50歳以上ならお二人で ¥2200 ●障がい者割引 ¥1000(付添の方も割引) ●鶴屋カード・友の会カード・外商カード・社員証 いずれかの提示で当日料金を ¥1200に割引 |
お問合せ | 電気館 Denkikan / Tel: 096-352-2121 / Web:https://www.denkikan.com/index.html |
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