中林 奨太

 

AHP

活動内容を含めた自己紹介をお願いします。

 

 

 

中林:

 中林奨太といいます。1989年10月生まれで、出身は鹿児島県、北海道育ちです。小学校卒業前に菊陽町に引っ越してきて、今の実家の菊池に中学校から住みはじめました。18歳からある美容室を経て、今はtetorigardenという美容室で美容師をしています。趣味は、絵を描いたりモノづくりをすることです。

 

 

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AHP:

美容師を目指すきっかけを教えてください。 

 

 

 

中林:

幼い頃に理容室に行っていて、自分がなりたい髪型にならないから、自分で自分の髪の毛を切るようになりました。そんな中で中学校の時に母親に美容室に連れて行かれたのですが、そこで出会った美容師さんが、子供の自分に対して髪の毛を自分で切るとこうなるとか真剣に教えてくれて、初めて納得する髪型にしてもらえました。この時に美容師という仕事に魅力を感じたのがきっかけです。

 

 

 

 

当時からものづくりが好きだったのですが、美容師という仕事では人体を扱い、モノづくりをするような感覚で、その魅力を感じて美容師になりたいと思いはじめました。

 

 

 

 

AHP:

確かに「人」そのものを対象に創造的な行為ができる仕事はそうそうありませんね。

 

 

 

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中林:

それから中学校の進路で「美容専門学校に行きたい」と言っていたのですが、三者面談の時に学校の先生に「高校には行け」と言われて、大津高校の美術コースに進学しました。絵画とか立体作品とかを学びながらも、美容師への夢・気持ちは変わらず、美術を勉強しながらも美容師になる道を考えていました。そして、早く現場に出て実践的に学びたいと思っていたこともあり、通信制で美容専門学校に通いながら美容室で働き、美容に関するサロンワークでの知識や技術を学びました。

 

 

 

 

AHP:美容師への憧れだけではなくて、即実践というか行動力を感じます。働き始めてからはどうだったのでしょうか?

 

 

 

中林:

最初に働き始めた美容室が、悪い意味ではないですが、お客様の回転を意識している美容室でした。サロンワークの中で髪を切ることの本当の満足とはどういうことなんだろうと考え始め、一人一人としっかり向き合いながら仕事をしたいと思うようになりました。そして、資格も取得し、東京に修行に行こうと思った矢先に子を授かったので、当時、熊本で自分が一番好きな美容室である「tetorigarden」で働きたいと相談に行きました。

 

 

 

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それまでは、 美容室の形にお客さんが入ってくるという考えでしたが、tetorigardenで今しているのは完全予約制で一人ひとりのお客さんにしっかりと対応でき、全力を尽くすパフォーマンスを提供するというもので自分にとって大きな刺激となりました。完全予約制では、次に誰がくるか分かっているので、そのお客様に必要な情報を頭に入れておくとか、技術的な準備がしっかりできます。ただ、当然ですが勤めている限りはその美容室の決められたやり方があるので、自分の思うサービスをできるようになりたいという気持ちもあり、今独立する準備をしている状態です。

  

 

 

 

 

AHP:

これまでの経験を踏まえてどのような美容室にしたいですか?

 

 

 

 

 

中林:

 例えば、お客様に合わせてお店の雰囲気を変えていけたり、その人が居心地が良いと思える環境をつくったり、できる限り美容室側が寄り添えるように、様々な要望に応えられる唯一無二な美容室にしたいと考えています。

 

 

 

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なんでかというと、一番初めに働いていた美容室はいっぱいお客さんを回転させるお店で、あまりお客様を知らないまま髪を切っていたり、お店の都合で時間もこれまでに終わらせろという感じでやっていた経験から、一人一人に髪を切ることによる本当の満足を感じてほしいからです。

 

 

 

その人が一番リラックスできる状態とは何かと考えた時に、好きな音楽とか、お店の空気感とかその人の欲を満たしたいとい欲が自分の中にあります。完全にパーソナルなサービスを提供したいですし、せっかくやるなら心から満足してほしい。ただ髪を切るだけで終わらせたくないですね。

 

 

 

 

 

 

AHP: 

そこまでしてくれる美容室は聞いたことがありません。その人の欲を満たしたいという欲求も珍しいものだと思います。

 

 

 

 

 

中林:

人が好きだからか、人に合わせるのも好きなんです。それに、これからは向き合い型だと思っています。お客さんがしたいと思っている個性+プロの手仕事が加わって、その人のパーソナルが完成されるようなそんなイメージです。そうしたスタイルを実現させるためには、いろんなものをストックする空間も必要なので、住宅と一緒にして、空間を確保し、より高いサービスを提供したいと考えています。

 

 

 

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お店の名前は「森の木」とも決めています。森の中の一本の木って、たくさん人がいる中でその人だけをみているような感じがするんです。髪の毛と森の木ってごろが近いですし、あと名前も「中」に「林」ですし・・・。(笑)

 

 

あと、「木を見て、森をみる。」、「森を見て、木を見る」 という言葉があるのですが、細部にこだわりすぎると全体のバランスが見えず、全体ばかりを気にしていたら細かいところが見えなくなるという意味があります。お客様の個性に関わる美容師という仕事をする上で、こうした視点を大切にしたいという想いもあります。

 

 

 

今は、土地を探したり、設計やデザインをどうするか考えていて、これからがとても楽しみです。ちなみに場所は合志です。志が合うという地名も気に入っています。 

 

 

 

 

AHP:

最後にこれから夢に向かってチャレンジしたいと思っている人たちに向けて一言お願いします。 

 

 

 

 

中林:

僕は、一生に一回だからやりたいことをやっているだけという感覚なのですが、こうしたいなって思うことを、思うだけじゃなく、チャレンジすることが大切だと思います。今、やろうかな、どうしようかなと考えてるなら今すぐ一歩踏み出したら何か見えるかもしれませんね。

 

 

 

AHP:

本日は、お忙しいところありがとうございました! 

 

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