ARTICLEアーティストのリアルを届ける特集記事
アーティストお薦めの音楽を紹介するシリーズ企画“MUSIC FROM ARTIST。
Presenter / Artist Mastarrja
皆さんこんにちは。早いもので今年も残すところおよそ一ヶ月になりましたね。やり残したことが無いか振り返りながら過ごしたいところです。今回は東京在住トラックメイカーKOTONOHOUSE氏のミライテレポーテーションについて紹介させていただきます。ではやっていきましょう。
とてつもなくエモーショナル
まず楽曲に関してだが、とてつもなくエモーショナル。メロディ、オケ、楽曲全体の雰囲気、全てが切なくてキラキラしている。曲名も相まって、”青春”を感じさせてくれる。
そして0:29~のドロップ※だが、通常のFuture Bassと違いスネアが3拍目に入っていないためか、とても迫力があり、世界観をより壮大なものに感じさせてくれる。大きな会場で聴いたらとんでもなく気持ち良さそう。※(J-Popでいうサビに当たるセクション)
ボーカルはHamrigこと苺りなはむ。来年1月にメジャーデビューが決まったアイドルグループ“CY8ER”に所属している。楽曲プロデュースには中田ヤスタカ、yunomiらと共にKOTONOHOUSEの名前も。
余談だが、こちらの曲はYouTubeチャンネル”TOYKO WAVE!”にて公開されている。楽曲とイラストとを合わせるというこの手法、発明だと思う。MVが無い楽曲の視聴回数を上げる方法として効果的だろう。
驚異的な制作スピード、集中力
彼は2016年から本格的な音楽活動を始めたとのことだが、2018年には世界的DJ/Producerのランキングを発表することで知られている「DJ MAG」の日本版レーベル「DJ MAG JP Record」より「but you don’t」EPをリリースしたりと、徐々に名を世界に轟かせている。というか、わずか3年でこれだけのクオリティの楽曲を作ることができるのか。彼のインタビューによれば、あるオンラインゲームで日本人1位まで上り詰めた時、虚無感に襲われ鬱病になってしまったそう。いや、すごい。再発しなければいいのだが…。
「え アタシ!?」
彼の特徴の1つとして、「え アタシ!?」というサウンドロゴが使われている曲が多数存在している。一瞬でその人の曲と分かるのは大きな個性になる。また、ライブでの盛り上がりの一体感も変わってくる。中田ヤスタカに、「え アタシ!?はずるいよ~!」と言われたそう。いいな。。。
未来から来たような高次元さを持つボーカルカットアップ
初期の楽曲である「Eternity」、「It Feels So Good」や「sea grape」、各地のクラブでアンセムとしてプレイされまくったPure100%との共作「Girlfriend」などで聴くことのできる、キャッチーかつ高次元のボーカルカットアップ。人間が歌おうとしても歌えないフレーズ。
「Eternity」
「It Feels So Good」
「sea grapes」
Girlfriend
クラブで流れると本当にアガるし、私自身も何度もプレイさせて頂いた。いずれ絶対に彼の時代が来るので是非ともご一聴あれ。いや、既に来ているのだが、世間がそれを認知するのも時間の問題だろう。
毎度のことながら敬称略でお送りいたしました。読んでいただいた皆さん、ありがとう~Mastarrjaでした。ではまた次回。
Mastarrja
作詞・作編曲/Trackmaker/DJ/Music Producer based in FUK
2016年より活動を開始。正の感情に基づき、高次元的で高揚感のある、或いは幻想的なサウンドを創り出し、そのどれもが未来の景色をイメージさせる圧倒的な美しさを持つ。地球をより良い方向へ導く為に活動している。
Twitter:https://twitter.com/Mastarrja
Instagram:https://www.instagram.com/Mastarrja/
SoundCloud:https://m.soundcloud.com/rintel-rantel
Spotify:https://open.spotify.com/artist/1WCRsxr7C2xVKovIr0tG4B