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2020年1月23日に「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」開幕に先駆けて、会場である長崎県美術館で記者会見が行われた。
荒木飛呂彦氏は、1960年6月7日、宮城県仙台市の生まれ。「週刊少年ジャンプ」で1987年からスタートさせた『ジョジョの奇妙な冒険』の生みの親。現在は「ウルトラジャンプ」で『ジョジョリオン』を連載し、2014年に第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞している。
今回の原画展では漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の豊富な肉質原画をはじめ、多彩な展示物とともに、その歩みと歴史をひもとく。
『ジョジョの奇妙な冒険』を30年以上書き続ける理由として荒木は「冒険を描きたい。実際に目に見えない、空気や波紋を書きたいからジョジョを描いている」と語った。
確かに第一部『ファントムブラッド』、第二部『戦闘潮流』では、体液をコントロールして生命エネルギーを生み出す”波紋”が登場する。そして、第三部『スターダストクルセイダース』から”スタンド”が登場するが、これは登場人物の特殊能力で、荒木氏はこれを人間の感情や生命、精神的なエネルギーをもう一人のキャラクターとして視覚化、可視化したものだと語っている。
本展が長崎県美術館で開催される契機となった、長崎県諫早市出身の挿絵画家、椛島勝一をご存知だろうか。
荒木氏は作品を描く上で、多くの画家や漫画家を参考にしており、その中の一人が椛島勝一であった。
その椛島勝一の孫にあたるのが、なんと『ジョジョの奇妙な冒険』の初代担当編集者である、椛島良介氏というから驚きだ。
椛島勝一が描く作品は、小説などの挿絵が多かったようだが、その画集を荒木氏も所蔵しており、「線の描き方などを研究した。また、実際に冒険したかのような絵でとても魅力的な作品だ。」と語っている。
そういった縁で今回「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」と同時に「荒木飛呂彦先生セレクション 椛島勝一展」も開催されている。
時代を超えた2人の作家の出会いも見ものだ。
作者・荒木飛呂彦
1960年6月7日、宮城県仙台市生まれ。1980年、『武装ポーカー』でデビュー。1987年、「週間少年ジャンプ」で連載がスタートした『ジョジョの奇妙な冒険』は読者からの絶大な支持を獲得し、2017年に誕生30周年を迎えた。2012年には7月に仙台、10月に六本木で自身初となる本格的な原画展を開催。2014年に、第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を『ジョジョリオン』が受賞。2018年は国立新美術館、大阪文化館・天保山にて「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」を開催。これにより、2019年、第69回芸術選奨文化学大臣賞【メディア芸術】受賞。
イベント情報イベント情報は予告なく変更される可能性があります。最新情報は主催者のHPやSNSをご確認ください。
開催時間 | 2020年1月25日(土)~3月29日(日) 10:00~20:00 ※3月29日のみ18:00閉場、最終入場は閉場30分まで ※期間中休館日: 2020年3月23日(月) 新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴い、2020年3月2日(月)から高校生以下の長崎県美術館への入館をご遠慮いただいております。 あわせて「当日券(高校生)」の販売を中止しております。 |
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会場 | 長崎県美術館 企画展示室 / 〒850-0862 長崎県長崎市出島町2−1 |
料金 | 一般:1,600円 大学生:1,200円 高校生:800円 ※チケットは会期中、1枚につき、お一人様1回限り有効です。 ※日時指定、時間ごとの入替制ではございません。会期中のいずれか1日、ご入場いただけます。 ※中学生以下の方は入場無料です(学生証もしくは年齢制限ができる証明書等を入場時にご提示いただく場合がございます)。 ※学生チケットの方は、当日会場にて学生証/生徒手帳をご提示ください。 ※障害者手帳保持者及び介護者1名様までは5割減額にてお一人様につき1枚ご購入いただけます(長崎県美術館チケットカウンターでの当日券ご購入時のみ適用)。 |
ホームページ | http://jojoex-nagasaki.com/ |
チケット | ●ローソンチケット(Lコード:87777) ・全国ローソン/ミニストップ設置のLoppi ・インターネット予約(https://l-tike.com/event/jojoex-2020/) ・オペレーター予約 0570-000-777(10時~18時) ●長崎県美術館チケットカウンター |
アクセス
長崎県美術館 企画展示室