こんばんは。
代表の藤井です。
10月28日、29日に行われたアートヒューマンフェスタ2017にご来場いただいた皆様本当にありがとうございました。
台風が近づいており、何よりもお客様に怪我がなく終えることができたのがよかったです。といっても雨が強い時間帯もありました。そんな中でわざわざ会場まで足を運んでくださった方々が多くいらっしゃることがとても嬉しいです。出店者の方に少しでも興味を持ってくださった方が増えるのが運営としてとてもありがたいことです。
私が会場内を回っていたとき、出店者の方が作品を作る想いと、お客様の昔の想い出話しをしていた場面を見かけました。
アートヒューマンフェスタのいいところは「ゆっくりとした時間の中でアーティストの想いに触れる」ことだと思います。
そのアーティストはお客様の想い出話しを思い出しながら次の作品、パフォーマンスに活かすと思います。
そしてお客様は「そんな思いでモノを作っている人がいるんだ」と新しい価値を生み出しているかもしれません。
じっくり見て、じっくり話す。
そんな光景を見てすごく嬉しくなったし、こういう場所を作ることが一番大事なんじゃないかと感じた2日間でした。
今の時代は買い物する時にインターネットを利用する人の割合が日本の約7割いると言われています。もちろんインターネットが悪いわけではないし、私自身も便利だと思うので利用します。でも魅力を感じたものは、自分の足で見に行ける範囲であれば必ず見に行って実際に手を取って、説明を聞いて手に入れます。それは、私が本当に良いモノを買いたい、そのモノの価値を高めたいからです。ブランドの生い立ちや、デザインの意味、なぜこの商品を作ったかなどを訪ねたり。
最近は、モノに対しての想いを知ることができる場所が少なくなってきているような気がします。コストが削減され、安いものが多く大量に作られる時代。そんな時代で、やっぱりそういったものが需要が増えているのも事実です。安くて良い物ももちろんありますし、素晴らしいことだと思います。
しかし、想いが込められた作品は値段では決められない価値があります。
作品の価値を生み出すのは生産者でもなく、消費者でもなく、生産者と消費者です。
そんな、確実な価値をお互いが確かめることができるような場所にしたいなと感じました。
なんか難しくなっちゃいましたね。
ごめんなさい。
このART HUMAN FESTA2017にご来場いただきましたお客様、ご協賛、ご協力いただきました企業様、出店いただきましたアーティスト・作家さんの皆様とENGAWAブースで出店いただいた皆様、カメラの撮影、会場の設営をしていただきましたボランティアの皆様、本当に多くの方の力を借りて、イベントを無事終えることができたのが本当にありがたく感じております。
ご迷惑をおかけしたこともあり、反省点も多くあります。
それを活かし次のイベント、団体の運営に役立てていきます。
どうぞ今後ともアートヒューマンプロジェクト熊本をよろしくおねがいいたします。
本当に、ありがとうございました!
藤井