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宇宙からのメッセージを表現にこめる、シンガーソングライター「NOZOMI PIENA:TA」がプログラミングしたい新世界とは?

熊本で活躍するアートヒューマンに「日々のモノづくりで考えていること」「モノづくりに賭ける想い」を聞くインタビュー企画第11弾です。

今回は、常に宇宙と繋がる意識を持って生活しているシンガーソングライター‬「NOZOMI PIENA:TA」さんにお話を聞いた。毎日の瞑想から得るインスピレーションに基づいて作詞・作曲をし、活動を続けている。
2019年2月に配信スタートした新曲「シンセカイプログラマー」が、音楽ストーリーミングサービスSpotifyにて2万再生を突破し、海外サブミッションメディアにもピックアップされている。

 

「NOZOMI PIENA:TA」 福岡と熊本でラジオのレギュラー番組を持ち、1stEPも全国展開するなど活動の幅を拡大中。1stEP より「コズミック・パジャマ・パーティー」、新曲より「シンセカイプログラマー」が全国ファミリーマート番組:「ファミリーマート・モーニング・フレッシュ」にて流れる。

 

いつも、まるで宇宙から地球を眺めている人ででもあるかのように話をし、曲を発信している彼女。「音楽を通して地球から宇宙まで、愛と光を広げたい」と語る、その強い思いとは?

 

 

「熊本地震を経験して、曲づくりへの姿勢が変わった」

 

 

ーー音楽活動をはじめたきっかけは?

 

大学時代に、遊びで弾き語りのライブをしたことがあったんです。その時に、今もずっと楽曲のアレンジをしてくれている相方のMastarrjaが、私の声に「感銘を受けた」と声をかけてくれて。それをきっかけに、Mastarrjaが曲を作って、私が歌うようになりました。

 

ーー活動が本格化したのは、いつからでしょうか。

 

色んな事情があって、Mastarrjaとは離れて、ひとりになった時です。そこまでは、みんなやMastarrjaがいいっていうから歌っていたというか……今思うと、すごく受け身な状態で活動をしていました。

 

ひとりになって、「これから何をしていこう……」、「音楽活動はもう辞めた方がいいかもしれない」と考えていた時に、熊本地震が起きました。その時は家にいたんですが、棚の食器とかが全部落ちてきて、停電。裸足だったんで、咄嗟に「危ない!」と思って、這ってテーブルの下まで避難したのを覚えています。ずっと手が震えていました。

 

そこから、目の前にあったリュックとライトだけを持って、なんとか外に逃げ出しました。自宅の屋根瓦も全部落ちていて、土砂崩れがいつ起こるかもわからない状態だったんですが、どうにか車中泊で生き延びることができました。そんな風にして命が保証されて安心したら、その次の瞬間に「曲を書かなきゃ」って思ったんですよね。それで出来た曲に歌をつけて、2017年6月から「NOZOMI PIENA:TA」として、ソロでの発信を始めたんです。

 

「ポジティブに届け続ける。NOZOMI PIENA:TAが楽曲に込めるメッセージ」

 

 

ーー地震後すぐに、「曲を書かなきゃ」と思われたのは、何故だったんでしょうか?

 

私の音楽を通して、世界中で悩んでいる人達を愛で包んだり、ポジティブな光のようなパワーで包んだりして、地球をみんなが笑って過ごせる平和な場所にしたい。いや、しなくちゃいけない! とあの瞬間に思ったんですよね。何故って聞かれると、私が地球に生まれた使命感とでも言うしかありません。ただ、それだけですね。

 

地球はすごく文明が発達しているのに、多くの戦争が起こったり、そのせいで悩む人たちが増える一方だったりしますよね……。そういう影響を受けて、地球も人間と同じように疲れきっていて、それで災害などの、目に見える病気を引き起こしちゃっているんじゃないかなと。

 

もしそうなら、ひとりでも多く、幸せにポジティブに暮らせる人を増やすことが、私のやりたい、地球を幸せな平和な場所に変えていくために必要なことなのではないのかと思ったんです。ひとりずつ、少しずつなら、私自身の中に強い想いがある限り、わたしひとりからでも変えていけると考えたんですね。

 

ーー例えば、今発売中の楽曲には、どのようなメッセージがこめられているのでしょうか?

 

 

例えば「セレナイトセレナーデ」という曲。宇宙のことを歌っていて、主人公が2人いるんです。1番が地球から見た宇宙の話、2番が宇宙から見た地球の話になっていて、ソウルメイトについて歌っています。

 

同じものから生まれた二つの魂が別れて、 片方は地球で色々学ぶことを望み、もう片方は地球の魂を宇宙から見守ることを望んだのですが、地球にある魂の方は、やっぱり日々悩んだり落ち込んだりしてしまうわけです。だから、悩みながら月灯りの道を歩くんですが……。

 

孤独に感じている人も、実は孤独じゃないという前向きなメッセージをこめていますので、良かったらぜひ聴いてみてください。

 

ーー2月13日に発売した「シンセカイプログラマー」は、福岡のプログラミング教室から依頼を受けて制作したテーマソングだと聞きましたが、そのような活動もされているのですね。

 

心に描いた夢がそのまま叶う世界を 見たいと思った瞬間
宇宙ラボがキャッチする
パーフェクトな時間を過ごしたいと決めたら
君のスイッチひとつでスタートさせよ
 楽園のセキュリティシステム
キラメキワールド パパパラレルセンセーション
僕たちのヒミツ基地を探しに行こうか
コンピューターワールド スススペシャルアイティーンズ
シンセカイプログラマーは君なんだ
「シンセカイプログラマー」(歌詞 一部引用)

 

はい。プログラミング教室「ITeens Lab.」さんから、依頼をいただき制作した曲です。私のライブを見た代表の古林侑樹さんから、ご連絡をいただきました。

 

最初ははじめての依頼に、どんな風に曲を作ればいいのか? と悩んでしまったのですが、教室のHPを拝見していて、自分が好きなことを自分だけで作りあげられるプログラミングに興味を持ったんです。「プログラミングみたいに、一人ひとりが、自分の輝ける世界を創造できたらいいな」と。

 

それから「一人ひとりが自分に秘められた可能性に気づくことで、一人ひとりが輝き、そして世界が変わっていく」という、私の元々の考えを主軸にしながら、HPを何度も見直し、曲の世界観を構築していきました。「新しい世界」が始まる幕開けを表現していますので、ぜひ聴いてみてくださいね。

 

「NOZOMI PIENA:TAのこれから」

▲「SAYONARA feature phone」の時の衣装。MVはYouTubeで見ることができる

 

私は、ひとりでも多くの人に、前向きなメッセージが伝わるように! そして幸せになってもらえるように! と願いながら活動をしています。だからその目的を達成できるなら、表現活動は歌だけに限ろうとは思っていません。ラジオパーソナリティーとしての活動やライブ中のMCなどにも、全力で取り組んでいます。

 

目が見えない人や耳が聞こえない人にも伝えたい、伝わるようにしたいと本気で願っているので、ひとりでも多くの人に伝えられる表現の方法があるんなら、今後も柔軟に、思いつく限り、活動の幅を広げていくつもりです。

 

 

熊本地震の経験を経て、楽曲やダンス、そしてMCと、考えられるすべての表現から、前向きなメッセージを発信したい! と明るく語ってくれた「NOZOMI PIENA:TA」。彼女の持つ不思議な魅力のほんの、ほんの一部が、短い取材時間の中で垣間見えました。

 

彼女の考え方や活動に興味が沸いた方はぜひ、彼女の楽曲を聴いたり、ライブへ足を運んだりして、そのメッセージを直接受け取ってみてください。「とにかく楽しくて、不思議と感動する」と評判のライブに参加した帰り道には、きっと笑顔になっているにちがいありません。

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