ARTICLEアーティストのリアルを届ける特集記事
アデルは海辺の村でカフェを開いています。週に2回、八百屋のリュカが持ってきてくれた花で花たばをつくって店のテーブルを飾るアデル。お客さんたちはみんなアデルが大好きです。そんなアデルがただ一つ苦手なのが雨の日でした。
雨が降るとアデルはなにもやる気がせず店にとじこもってしまいます。雨の日には気持ちが沈んでしまうのでした。ある雨の日、カフェを店じまいした後に置かれてあったものは…。
ばらいろの表紙からも伝わってくるお話のあたたかさ。読み終わったあとは幸せな気持ちに包まれます。
中山(長崎書店)