田中七星

AHP:
現在はどういった活動をされていますか?

 

田中:
現在は【七星/ななせ】というアーティスト名でシンガーソングライターとして、2013年から活動しています。

 

AHP:
そうなんですね。活動のきっかけは何だったんですか?

 

田中:
きっかけは先輩の真似をしたくて始めました!ギターを弾く姿が純粋にカッコよかったというのもあるんですけど…。単純に真似をする前にある“きっかけ”がありまして。
中学校で合唱コンクールってあるじゃないですか?私、中学生の頃にどうしても合唱コンクールでピアノを弾きたいって思っていて、でもピアノ経験がなかったんですよ。でも、どうしてもピアノを弾きたかったんです!(笑) それで、ピアノの伴走者を決める日に自分から挙手しました。

 

AHP:
マジですか!? なんというか…、度胸が凄いですよね。

 

田中:
よく言われます(笑) でも中学生で思春期でしたし、正直その当時は周りから変な目で見られましたよ。ピアノはやったことないし、そんな人が大舞台で弾くなんて普通ありえないじゃないですか。でも誰もピアノ伴奏者に挙手しなかったし、チャンスだと思って挑戦しました。

 

AHP:
結局、その時は本番で弾けたんですか?

 

田中:
本番ではちょっと躓いたりしたんですけど、伴走者に決まってからは夏休みも毎日のように学校に行って、練習しました。楽譜も読めないので、楽曲は暗譜です。それでも私は立ち向かいましたし、秋の合唱コンクールではなんとか弾くことができました。

 

AHP:
おぉー!すごいですね。弾き終えていかがでしたか?

 

田中:
いや、もう自分の中での達成感が凄くて…。音楽楽しい!みたいな(笑) 達成感に感動しました。その感動が自分の中にずっとあって、ギターもチャレンジしようと思って始めました。

 

AHP:
なるほど。そういう経緯があったんですね。
では、七星さんの過去について少しお伺いしてもよろしいですか?学生時代はどんな女の子でしたか?

 

田中:
そうですね~。中学時代は女子サッカー部に所属していてバリバリ運動してました。それで先輩に憧れてギターを始めたのが部活を引退した高校3年生の冬ごろです。最初は知り合いから借りていたギターで練習していました。

 

AHP:
おぉ、スポーツ少女からギターへ転向も珍しいですね。

 

田中:
怖いもの知らずというか、やる気と度胸はある方だと思います。それでギターを始めて半年目にはカフェ・ウォークで初ライブを行いました。

 

AHP:
初ライブが半年目!それって早い方なんですか?

 

田中:
そうでもないです。早い方は練習を始めて3か月目で初ライブなんて方もいらっしゃいますし。やっぱり音楽に関わっている以上、ライブをしないと始まらないですからね。

 

AHP:
素晴らしい。僕もエレキギターを練習していましたが、バンドを組むメンバーがいなくて自分の部屋で練習ばかりしてましたよ(笑)

 

田中:
そうなんですね(笑) ライブするともっと楽しいですよ!

 

AHP:
だと思います(笑) それで初ライブはいかがでしたか?

 

田中:
元々、会場のカフェ・ウォークでアルバイトをしていたんです。それでお客様の「ライブしてみようよ」っていう一言で初ライブが始まりました。当日は投げ銭方式だったんですけど、うれしいことにご来客も多くありまして、投げ銭も3万円くらいありました。
それで、その3万円と自分の貯金と合わせて新しいギターを購入しました。借り物のギターからピックアップ無しのアコースティックギターへ変身です。その後、買い替えたりしたので、現在はエレアコ(アコースティックギターのエレキ版)と一般的なアコギを使い分けています。

 

AHP:
そんな行動力のある七星さんですが、実際に音楽活動を始めてみていかがでしたか?順調ですか?

 

田中:
いえいえい、そんなことはないです。正直、私最初は恥ずかしかったんです、ライブをするのが。私は小さいころからギターを習っていたわけでもないですし、技術も全然だったので。今でこそこうやって言えますが、最初は色んな方が観に来てくれるのに恥ずかしいし、緊張もあるし、その気持ちからか申し訳ない気持ちの方が強かったんです。

 

AHP:
なるほど。場合によっては入場料があるライブもありますもんね。

 

田中:
そうですね。最初の1~2年は緊張でガチガチな時期が続きました。

 

AHP:
それで七星さんはどうやってその壁を乗り越えようとされたんですか?

 

田中:
はい、最初の2年間はカバー曲を中心に演奏させて頂いていたのですが、2年目以降は自主製作の楽曲を演奏するようになりました。自分で作った曲を歌ってみることで、自分の歌だとカバー曲よりも気持ちが入りますし、同時にライブもだんだん楽しめるようになってきて。

 

AHP:
ステップとして、オリジナル曲を歌うことがライブを楽しめるきっかけになったんですね。

 

田中:
はい。あとは楽しめるようになってくると、周囲の方々も徐々に認知してくださるようになって、ライブの出演にギャランティを頂けるようになったんです。そうなると今までのフリーでの出演とは意味が違ってきて、責任感も変わってきました。

 

AHP:
具体的にどう変わりましたか?

 

田中:
今までは歌えればよかったと思っていました。そもそも出演させて頂けるだけで嬉しいですからね。その嬉しさは今でも変わりませんが、「自分の歌を聴いてくれるお客様を楽しませたい」というモチベーションが自分の中で生まれはじめました。趣味から仕事へ切り替わった瞬間はここですね。具体的に歌を通して盛り上げる上で、会場の雰囲気だったり、一体感を創ることを意識して努めています。あとはMCですね!

 

AHP:
MC!ミュージシャンには欠かせませんよね(笑) いかがですか?

 

田中:
ん~~(笑) 実は私MC苦手なんですよ。ミュージシャンでもいろんなMCの方がいて、さらっとお話される方もいらっしゃれば、濃くお話される方もいらっしゃいます。私はできれば皆さんと楽しくお話したいので、MCは特訓中です!でも、会場ではストレートに自分の世界観をお伝えできたらと思っています。

 

AHP:
ありがとうございます。これまでは過去のことから音楽活動をスタートした中、イメージのように上手くいかない時期があったお話を聞かせて頂きました。その中でも大変なことってありましたか?

 

田中:
大変なこと?んん~~…。(しばらく黙り込む) すみません、あんまりないです(笑)
もちろんライブが上手くいかなかった日はめっちゃ反省しますよ!でも、たぶん性格も関係すると思うんですけど、私って大変なことを「大変!」って思わずに取り組むんですよね。

 

AHP:
それって納得できるような気がします…。合唱コンクールのピアノの件もそうですよね。

 

田中:
はい。私自身、人から見たら絶対にしないことや、大変なことにチャレンジするのが好きなのかもしれません。でも私は好きでやってるし、挑戦する前に思うことはそれを乗り越えたらどんな自分が待っているんだろうって、いつも思っています。

 

AHP:
でも、本当に落ち込み日があったときはどうします?

 

田中:
その時は…とことん飲みますね~。

 

AHP:
分かりやすいです(笑) お酒は強いんですか?

 

田中:
強い方だと思います。日本酒が好きなのでよく飲みます(笑)

 

AHP:
ミュージシャンっぽいです。呑んでも飲まれないように気を付けてくださいね。

 

田中:
ありがとうございます。気を付けます(笑)

 

AHP:
さて、最後の質問です。今後の目標を聞かせてください。

 

田中:
ひとまず年末まで埋まっているライブスケジュールひとつひとつをしっかり責任を持って成功させたいです。あとはウェブ関係の知り合いの方が新しくスマートフォン用のアプリを立ち上げるんですけど、そのアプリ内で流れる楽曲の製作を任せて頂くことができました。そちらの楽曲製作とプロモーションをしっかりしていきたいですね。

 

AHP:
ありがとうございます。そんなポジティブでアクティブな七星さんですが、最後にやりたいことがあるのに行動に移せなかったり、まだチャレンジできていない方たちにむけて一言お願いします。

 

田中:
もし目の前にチャンスがあるなら挑戦した方が絶対に良いです。やることに年齢は関係ないと思うし、だからこそ怖がらずにやってみるべきだと思います。私は歌一本で食べていくことが夢なんです。その中で下積みは必要ですし、好きなことに嫌なことはつきものだと思います。もしやりたいことがあるのなら、その覚悟と一緒に、一生懸命打ち込んでいくことが大事だと思います。そしてそういった人たちを応援できるように私も頑張ります!

 

AHP:
ポジティブさが今の七星さんを作っているわけですね。

 

田中:
はい!面白いと思ったことはチャレンジあるのみですね。

この記事をSNSでシェアする